賃貸物件を借りる時には敷金、礼金をはじめとした「初期費用」が発生します。
引越しや、家具家電の新調など、様々な出費が発生する新生活ですが、賃貸物件の初期費用はそのなかでも出費額が大きくなりがちです。
そこで今回は、賃貸物件の初期費用について、その内訳と、安く抑えるポイントについてご紹介したいと思います。
賃貸物件で発生する初期費用5種
ひとくちに初期費用といっても、その内訳はさまざま。
その内容は主に下に挙げる5つになります。
・敷金
・礼金
・家賃
・仲介手数料
・火災保険料
この他にも、鍵の交換費用や、保証金などが発生する場合もありますのでご注意ください。
それでは上述の5つについて、それぞれ内容と相場、そして安く抑える事が出来るかどうかについて見ていきたいと思います。
敷金
敷金は大家さんに払う、預け金の意味合いがあるお金です。
家賃の不払いや、退去時の原状回復時に使われる事の多いお金ですが、原則的には「預け金」ですので、退去時には返還されるお金です。
相場としては家賃の2ヶ月分が一般的でしょうか。
礼金
礼金は大家さんに謝礼金として払われるお金の事で、敷金とは違い、退去時にも返還はされません。
相場としては、敷金と同額の家賃2ヶ月分といったところでしょうか。
最近では敷金、礼金が発生しない物件も多くあります。
敷金、礼金0であれば、家賃の4ヶ月分程度を抑える事ができるということで、安く抑えたい方には嬉しい物件ですよね。
しかしながら、特に敷金に関しては、退去時に発生する原状回復にお金が発生するリスクも知っておいた方が良いでしょう。
また、家というのは長期的に住むもの。
そして初期の費用が安くても、その分のお金は家賃に反映されている場合も多くあります。
そのため、長期的に見れば同じ間取りでも敷金、礼金0といった、初期費用の安い物件の方が高くなってしまうという場合もありますので、注意しておきたいところです。
家賃
家賃については、契約時に入居する月の日割り家賃と、入居した次の月の家賃を合せて支払う場合が多いです。
つまり、最大2ヶ月分の家賃が発生するということですね。
費用を抑えるのであれば、月末に入居し、日割り家賃分を少なく抑える事も出来ます。
また、物件によっては、入居から3ヶ月は家賃0などのサービスを行っているところもあります。
仲介手数料
物件を紹介した不動産会社に支払うのがこの仲介手数料。
相場は家賃の1ヶ月分です。
物件によっては、仲介手数料0円の所や、半額の場合もありますので、費用を抑えたい方は探して見るのも良いかもしれませんね。
火災保険料
賃貸物件では、火災保険に加入することが義務付けられていますので、火災保険料が発生します。
物件の大きさなどによっても変わりますが、相場は2万円程度。
2年更新が一般的で、更新ごとに支払いが発生します。
こちらは安く抑える事は厳しいですね。
おわりに
今回は賃貸物件を借りる際に発生する初期費用の内訳について見てみましたが、いかがでしたでしょうか。
一般的に相場は、家賃の6~7ヶ月分と言われています。
仮に家賃が6万円としたら。36~42万円と、かなり大きな額になりますね。
また、今回は初期費用を抑える事が出来るかどうかについても述べましたが、敷金、礼金0としても、家賃の3~4ヶ月分程度は最低でも発生すると思われます。
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