賃貸物件では毎月払う必要のある家賃。
賃貸物件に住む一人暮らしでは一般的に住居費が30%を占めると言われますが、家計の中でも賃貸物件における住居費は大きな出費ですよね。
また、家賃は金額の面以外にも、払い続けなければならないという「継続性」という特徴もあり、欠かす事の出来ない生活に直結する出費の1つです。
しかしながら、失業、もしくは病気やケガといった不慮の事態によって、「家賃が払えない」という事態に陥ってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
そこで今回は、家賃が払えなくなってしまった際の対処法についてご紹介します。
慌てず、逃げず、落ち着いて対処しよう
不慮の事態や、ある事情によって家賃が払えないという事態に陥ってしまった場合、慌ててその問題から目を背けてしまったり、逃げてしまったりする人が多くいるのも事実。
しかしながら、こうした対応をとってしまうと、大家さんや不動産会社との関係が悪化し、対応してもらいにくくなるだけでなく、場合によっては訴訟沙汰になったり、強制執行といった措置を取られることもあり、最終的には非常に不利になります。
そのため、もしも「家賃が払えない」という事態に陥ってしまったら、まずは落ち着いて対応する姿勢をとる事が必要だと言えるでしょう。
具体的な対処法は?
「家賃が払えない」という事態に陥ってしまったら、まず行わなければいけないのは大家さんや管理会社への相談です。
話をして、ある程度の事情が分かってもらえれば、大家さんによっては柔軟に対応してくれることもあります。
また、連帯保証人など、滞納によって請求が行われる人にも連絡を入れておかないと、信頼関係の崩壊にもつながります。
公的な相談窓口に行き、住宅確保給付金などの公的な援助を受けるためにも、大家さんや管理会社に書類を用意してもらうことが必要となります。
そのため、大家さんや管理会社に対しては誠意ある対応を見せ、信頼関係を崩さないようにすることが大切です。
滞納したらどうなる?保証会社のしくみ
トラスト武蔵新城店のある神奈川県川崎市をはじめ、東京や大阪、名古屋など、ほとんどの都市部では、「保証会社必須」となっている物件が多いです。
家賃保証会社とは、アパートやマンションといった賃貸物件を借りる場合に、保証金を払うことによって保証人の代わりとなってくれる会社のことで、借主が家賃を支払えなくなった場合、一時的に家賃を立て替えてくれるというサービスを行っています。
とはいえ、保証会社に契約し、保証金を払えば保証人が不要というわけではなく、保証会社と契約の上、保証人が必要な物件もあるので注意が必要です。
そして滞納した借主は、この保証会社から滞納した分の家賃を請求、取り立てされるのが一般的。
そのため、保証会社に加入し、保証金を払っているからと言って、滞納した家賃が免除されるというわけではありません。
とはいえ保証会社のおかげで、「滞納=即退去」という事態には陥る事はありませんので、慌てずに上記のような対応をとるようにしましょう。
おわりに
今回は「家賃が払えない!」という不測の事態への対応についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
そんな事態にはならないよ、と思われている方も多いとは思いますが、ケガや病気、その他の事態など、今までの収入が得られなくなってしまう不測の事態は起こりうるものです。
そんな時に慌てて逃げ、不利な状況とならないように、これらのことを知識として知っておくことはとても重要です。
トラスト武蔵新城店では、神奈川県川崎市を中心に、賃貸物件など、様々な不動産情報を数多く取り扱っております。
ご引越しの際にはぜひご相談下さい。