川崎市のほぼ真ん中に位置する高津区。
多摩川と多摩丘陵に囲まれたこのエリアは、豊かな自然が残っています。
また、江戸時代には「宿場町」として盛え、現在でも川崎市中部の商業地として有名です。
多摩川の魅力
多摩川は、首都圏の一級河川に指定され、神奈川県と東京都の県境としての役割も持っています。
ちなみに「一級河川」とは、人々の暮らしを守り、産業を更に豊かにさせる上で重要な河川の内、国が管理しているものを指します。
川辺の植物や野鳥も多く見ることが出来、お休みの日には自然を満喫することも可能です。
多摩の横山こと、多摩丘陵
「多摩川の向かい、南岸にある丘陵」ということから、府中の人々は、多摩丘陵のことを「多摩の横山」と呼んでいる多摩丘陵。
丘陵とは、丘やなだらかな起伏の続く地形のことです。起伏が小さく、雑木林や田んぼなどの景観が広がるため、ハイキングを楽しむ人も多いそう。
四季によって景観も変わってくるため、春は萌える若草、夏は深緑の緑、秋は鮮やかな紅葉、冬は情緒のある冬枯れと、1年を通して楽しむことが出来ます。
江戸時代のブーム
「大山詣」をご存知でしょうか。
大山詣とは、元々江戸時代に流行していた山岳信仰の1つで、「大山に登山し神社を参拝する」という趣旨の信仰だったそうです。
参拝がてら帰り道には、小旅行を楽しむ人も多かったとか。
高津区は、その大山詣が庶民のブームと化していた頃に、宿場町として発展してきました。
江戸時代の人々にとっては、一種のリゾート地のような場所だったかもしれませんね。
宿場町として栄えた高津区は、その後江戸に向けて物資を運搬する輸送路としての役割を担うことになりました。
商業地としての高津区
そのような歴史的な背景を持つ高津区は、現在でも商業地として名を馳せています。
特に溝の口駅周辺は、「マルイファミリー溝口」をはじめ、「ドン・キホーテ溝ノ口駅前店」、「文教堂書店溝ノ口本店」など、
多数の大型商業施設が軒を連ねています。
また、こうした大型商業施設だけでなく、各エリアの商店街の活動も活発的で、「高津区民祭」や「大山街道フェスタ」「ポレポㇾ祭り」など
ユニークなイベントも多く、活気にあふれています。
それぞれに異なった魅力があるので、お買い物が楽しくなりますね。
まとめ
豊かな自然を有しつつ、商業地としての歴史もある高津区。
勿論今回の記事だけでは、紹介しきれなかった魅力も沢山あります
そんな魅力あるまち、高津区で賃貸物件を探す際には、「お部屋探しの窓口」株式会社トラスト武蔵新城店までお問い合わせください。